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この記事でわかること

  • シーリングに補修が必要な劣化サイン
  • 「打ち替え」と「打ち増し」の具体的な違い
  • どちらの補修方法を選ぶべきか判断するポイント
  • シーリング工事を依頼する前に確認しておきたいこと

外壁のつなぎ目や窓まわりにある、ゴムのような部分。これがシーリングです。

「コーキング」という呼び方を聞いたことがある方もいると思いますが、住宅の外壁工事では、シーリングとコーキングはほぼ同じ意味で使われています。HOTでは普段「シーリング」と呼んでいるため、この記事でもシーリングに統一して説明していきます。

結論からいうと、劣化したシーリングは既存部分を撤去する「打ち替え」が基本となるケースが多くあります。ただし、施工する場所や外壁の仕様によっては「打ち増し」が適している場合もあります。

大切なのは、「打ち替えのほうが良い」「打ち増しはダメ」と決めつけるのではなく、現在の状態を確認して施工方法を選ぶことです。

岡崎市、幸田町の皆様に向けて、今回は私たちHOTが現地調査で実際に確認しているポイントも交えながら、シーリングの劣化と2つの補修方法についてお話しします。

シーリング(コーキング)は外壁のどこに使われている?

シーリングは、サイディングなどの外壁材と外壁材のつなぎ目や、窓・サッシまわりなどに施工されています。

普段はあまり目立たない部分ですが、役割はかなり重要です。

ひとつは、外壁の隙間から雨水が入り込むのを防ぐこと。

もうひとつが、外壁材のわずかな動きを吸収することです。

住宅の外壁は、気温の変化による伸び縮みや風、建物の揺れなどによって少しずつ動いています。その動きを弾力のあるシーリングが受け止めることで、外壁材への負担を和らげています。

ところが、シーリング自体も紫外線や雨風にさらされ続けています。

新築時には弾力があったものでも、年数が経つにつれて硬くなったり、縮んだりします。そこからひび割れや剥がれにつながっていくわけです。

外壁塗装を考え始める頃には、塗膜だけでなくシーリングにも劣化が出ている住宅は珍しくありません。

シーリングの劣化サイン|まずはここを確認

シーリングは、専門的な道具がなくても目で確認できる劣化があります。

ご自宅を見るときは、外壁材と外壁材の間にある縦方向の目地や、窓まわりを見てみてください。

特に確認したいのが、次のような症状です。

  • ひび割れ
    シーリング表面に細かな亀裂が入っています。
  • 痩せ
    シーリングが縮み、外壁材との間に隙間ができている状態です。
  • 硬化
    ゴムのような弾力が失われ、硬くなっています。
  • 剥離
    シーリングと外壁材の間に隙間ができ、端が浮いています。
  • 変色
    表面の黒ずみや汚れなどが目立ってきます。
  • 破断
    シーリングが途中で切れ、奥の部分が見えている状態です。

なかでも私たちが現地調査で注意して見るのは、剥離や破断によって実際に隙間ができていないかという点です。

表面に少し細かなひびが入っている状態と、シーリングそのものが切れている状態では、同じ「劣化」でも程度が違います。

また、一軒の住宅でも劣化の進み方は同じではありません。

日差しを受けやすい南面・西面だけ劣化が進んでいることもありますし、窓まわりと外壁目地で状態が違うこともあります。

そのためHOTでは、一部分を見ただけで判断せず、建物全体を確認しています。

シーリングの「打ち替え」と「打ち増し」は何が違う?

シーリング補修の見積もりを見ると、

「シーリング打ち替え」
「シーリング打ち増し」

という2つの言葉が出てくることがあります。

似た名前ですが、施工方法はかなり違います。

打ち替え|古いシーリングを撤去して新しくする

打ち替えは、現在施工されている古いシーリングを撤去してから、新しいシーリング材を充填する方法です。

一般的な施工の流れは、

既存シーリング撤去 → 清掃 → プライマー塗布 → 新しいシーリング材を充填 → 仕上げ

となります。

プライマーとは、外壁材とシーリング材を密着させるための下塗り材です。

完成すると見えなくなってしまう工程ですが、シーリングをきちんと密着させるためには重要な作業になります。

古いシーリングを取り除く工程があるため、打ち増しと比べると手間や費用はかかる傾向があります。

その一方で、既存部分を撤去することで新しいシーリング材の厚みを確保しやすくなるため、外壁材同士の目地では打ち替えを選択するケースが多くあります。

打ち増し|既存シーリングの上から新しく施工する

打ち増しは、既存のシーリングを残し、その上から新しいシーリング材を施工する方法です。

既存部分を撤去する工程が少ないため、打ち替えより工期や費用を抑えやすい傾向があります。

ただし、単純に「打ち増しのほうが安いから」という理由だけで選ぶものではありません。

たとえば、既存シーリングがすでに外壁から剥がれている場合。

その上から新しい材料を施工しても、土台になっている古いシーリング自体が傷んでいます。

また、新しく施工するシーリング材の厚みを十分に確保できるかどうかも重要です。

一方、サッシまわりなどでは、既存シーリングを撤去することで周囲を傷める可能性があるため、状態や納まりを確認したうえで打ち増しを選択することもあります。

「打ち増し=手抜き」ではありません。施工する場所と既存の状態を見て判断することが重要です。

打ち替え・打ち増しはどうやって判断する?

「結局、うちはどっちなの?」

ここが一番気になるところだと思います。

私たちHOTが判断するときは、シーリングだけを見るのではなく、施工されている場所や外壁材の状態も含めて確認します。

主に見るのは、

  • ひび割れ・剥離・破断がどこまで進んでいるか
  • 既存シーリングに弾力が残っているか
  • 新しいシーリング材に必要な厚みを確保できるか
  • 外壁材やサッシがどのような仕様になっているか
  • 外壁塗装と同時に施工するのか

といった部分です。

たとえば、外壁材と外壁材の間にある目地でシーリングが破断している場合、基本的には古い部分を撤去して打ち替える方法を検討します。

一方、窓・サッシまわりなどは、既存の状態や納まりによって打ち増しを選ぶことがあります。

そして注意したいのが、住宅メーカーや外壁材によってシーリングの仕様が異なる場合があることです。

すべての住宅を同じ方法で施工できるわけではありません。

だからこそ見積書を見るときは、

「打ち替え○m」
「打ち増し○m」

という数字だけでなく、なぜその施工方法になっているのかまで確認してみてください。

HOTでは現地調査時にシーリングの状態も撮影し、写真付き診断報告書をもとに現在の状態と必要な施工をご説明しています。

シーリング工事の費用・工期は何で変わる?

シーリング工事の費用は、「一軒いくら」と一律に決められるものではありません。

一般的には、

施工する目地の長さ・打ち替えか打ち増しか・既存シーリングの状態・使用する材料・足場の有無

などによって変わります。

特に考えておきたいのが足場です。

2階部分までシーリングを施工する場合、安全に作業するため足場が必要になるケースがあります。

たとえば今回シーリングだけを補修し、数年後に外壁塗装を行うと、それぞれの工事で足場が必要になる可能性があります。

外壁塗装も検討する時期に来ているのであれば、塗装とシーリング工事を同じタイミングで行い、足場を共用するという考え方もあります。

工期についても、住宅の大きさやシーリングの施工量、天候などによって変わります。

そのため見積もりを比較するときは金額だけを見るのではなく、

「どこを、何m、どの方法で、どの材料を使って施工するのか」

まで確認すると、見積もり内容の違いがわかりやすくなります。

岡崎市・幸田町でシーリング工事を頼む前に確認したいこと

シーリング工事は、完成してしまうと施工途中がほとんど見えません。

古いシーリングをきちんと撤去したのか、プライマーを塗布したのか。完成後の見た目だけでは判断しにくい部分です。

そのため、工事を依頼する前に次の点を確認しておくと内容を比較しやすくなります。

  • 打ち替え・打ち増しの施工箇所が明確か
  • その工法を選んだ理由を説明してもらえるか
  • 使用するシーリング材がわかるか
  • 下地処理を含めた施工工程を確認できるか
  • 施工中・施工後の写真を残してもらえるか
  • 工事後の保証内容が明確か

特に「シーリング工事一式」としか書かれていない場合は、どこまで施工する内容なのか確認しておきたいところです。

私たちHOTでは、現地調査の内容を写真付き診断報告書にまとめています。

また、足場からシーリング、外壁・屋根塗装まで自社職人で施工しています。

診断で確認した内容を実際の施工へきちんとつなげること。完成すると見えなくなる工程だからこそ、ここは大切にしています。

よくある質問(FAQ)

Q1. シーリングとコーキングは違うものですか?

住宅の外壁工事では、ほぼ同じ意味で使われています。業者によって「シーリング」「コーキング」と呼び方が違うことがありますが、この記事ではHOTが普段使用している「シーリング」に統一しています。

Q2. シーリングは何年くらいで補修が必要ですか?

一般的には10年前後が点検を考えるひとつの目安です。ただし、使用されている材料や日当たり、建物の環境によって劣化速度は変わります。年数だけではなく、ひび割れ・剥離・破断などが出ていないか確認することが大切です。

Q3. 打ち替えと打ち増しでは、どちらが高いですか?

一般的には、既存シーリングを撤去する工程がある打ち替えのほうが費用は高くなる傾向があります。ただし、施工する長さや場所、使用する材料などでも変わります。

Q4. シーリングだけ補修することはできますか?

可能です。ただし、高所での施工には足場が必要になる場合があります。外壁塗装の時期も近い場合は、同時に施工することで足場を共用できるケースがあります。

Q5. シーリングにひび割れがあったら、すぐ雨漏りしますか?

ひび割れがあるからといって、すぐ室内まで雨漏りするとは限りません。ただし、剥離や破断によって隙間ができている場合は、雨水が外壁内部へ入り込む原因になる可能性があります。劣化の程度を一度確認しておくことが大切です。

シーリングの「打ち替え・打ち増し」は状態を見て決める

シーリング工事で大切なのは、打ち替えと打ち増しのどちらが安いかだけで決めないことです。

今のシーリングがどの程度傷んでいて、その場所にはどちらの施工方法が適しているのか。

ここを確認してから工事内容を決める必要があります。

外から見て「少しひびがある」程度でも、実際には外壁との間が剥がれていることがあります。反対に、見た目だけで急いで全面的な打ち替えが必要とは判断できないケースもあります。

岡崎市、幸田町の皆様に向けて、プロタイムズ岡崎南店(株式会社HOT)では外壁・屋根の無料診断を行っています。

診断ではシーリングの状態も写真に残し、写真付き診断報告書を見ながら、現在どの部分が傷んでいるのかをご説明します。

「このひび割れは補修したほうがいい?」
「打ち替えと打ち増し、うちの場合はどっち?」
「外壁塗装と一緒にやったほうがいい?」

まだ工事をすると決めていない段階でも構いません。

シーリングや外壁で気になるところがありましたら、無料診断またはLINE公式からHOTへお気軽にご相談ください。

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